JCI 公益社団法人 霧島青年会議所

2017年度 理事長所信

理事長 浜田 一平

2017年度スローガン

「戮力協心」

~想いを紡ぎ つながりが未来を創る~

<はじめに>

 私たちが住み暮らすこの社会は、それぞれが個々の役割を果たしていく中で成りたっています。どの様なコミュニティも人と人とのつながりから生まれるものであり、一つのことをやり遂げるには様々な人の協力なしには成し得ません。このことは会社の経営、地域活動においても同様で多くの人が支え合いながら行っています。
 青年会議所(JC)は「明るい豊かな社会」の実現を願い発足し、今日まで様々な活動を行い、多くの運動を推進して参りました。私たちが活動するこの地域においても同様であると考え、つながりがこの地域に活力を生みだすものと考えます。この地域の発展は私たちだけの願いではなく、ここに住み暮らす皆の願いです。地域の発展を願う縦の糸、地域をつなぐ横の糸、これらを私たちが紡ぎ織りなすことで地域に活力を生む運動は大きなものとなり更に発展していくのではないでしょうか。
 これから必要となってくるのは、私たちと地域が共に力を合わせる活動・運動であり、そのためには地域住民や行政、諸団体と力を合わせ、想いを一つにしてこの地域に発信することです。想いを紡いだ我々青年による運動は広がりを見せ、私たちの目指すまちづくりが更に地域に浸透していくと確信いたします。

<一丸となった会員拡大>

 JCは20歳から40歳までの地域のリーダーたらんとする青年の集まりです。当然ながら40歳の年齢に達すると卒会となり、新たな同志が入会しない限り会員数は減少の一途を辿ります。霧島JCにおいても近年中に卒会を迎えるメンバーが数多く在籍しています。会員数の減少は組織が地域に働きかける運動や発信力の低下を招きます。「明るい豊かな社会」の実現を目指し、私たちが毎年弛むことのない運動の発信を行うためには、一人でも多くJCの運動に共感していただき、自ら成長を求める方を同志として迎えなければなりません。個の持つ力は小さくとも、個が集まり結びつきを強めることで大きな力を生みだし、強い発信力となります。私たち霧島JCの運動はこの地域の発展に必要だと信じ、そのためには常に会員拡大の大切さをメンバーに伝え、メンバー一人ひとりがJCの魅力を伝えることのできる、会員一丸となった拡大を行う必要があります。私は多くのメンバーと力を合わせることで弛むことのない運動の発信になると確信いたします。

<力を合わせる組織づくり>

 私たち霧島JCは「明るい豊かな社会」の実現のために日々、活動・運動を行っています。私は様々なJCの活動・運動を通して年々組織のつながりが強くなってきているのを実感しています。その一方で、積極的に活動を行う会員と、そうではない会員との意識の差がまだあるのが現状です。組織が目的に向かってさらに一致団結するためには、私たちの行う活動・運動に共感できる組織づくりが不可欠であり、仲間との想いを一つにして力を合わせる必要があります。
 個々が結びつきを強くすることで組織の力は一層強固なものとなります。そのためには、組織を牽引するリーダーは、多くの人々の心に訴えかけ、同じ目標に向かって仲間を一致団結させることにより活力を与えなければなりません。リーダーに必要な能力は、目標に辿り着くための道筋を示し、士気を高め、仲間を一致団結させることだと考えます。想いが一つとなった組織の運動は力強い発信力を生みだし、この地域に住み暮らす人に大きな影響を与え、意識の変革につながることを確信いたします。

<未来に輝ける青少年の育成>

 近年、核家族化や少子化の進行、地域社会の連帯感の希薄化、何よりSNS等のインターネットの普及により集団生活におけるコミュニケーション能力の低下が指摘されています。また、集団生活においても謙遜を美徳とする日本の文化の中で、日本人は外国人に比べ主張することが苦手だとされています。これからのグローバル社会で、次代を担う子どもたちが様々な機会をものにし、活躍の場を広げるためにもコミュニケーション能力の向上が必要と考えます。
 人生において無限の可能性を秘めている子どもたちにとって必要なのは、様々な関係を積極的に構築し、多角的な角度から物事を捉え、自分の意思を効果的に表現できる力なのです。次代を担う子どもたちがコミュニケーション能力の向上を図ることで将来、活躍の場が広がりこの地域に活力を生み出すと確信いたします。

<想いを一つにしたまちづくり>

 地方創生が謳われるなか、私たちが住み暮らすこの地域も更に魅力溢れるまちに発展する必要があります。それは、JCの理念である「明るい豊かな社会」の実現に向けた一歩であり、私たち青年が現代と次代のために率先して行動を起こす必要があります。
 私たちは地域ブランドの確立を目指して、様々な課題に取り組み、多くの経験を活かしながら活動・運動を展開しています。そして、さらに進化を遂げるには、私たちの活動・運動をどの様に行い、どの様な仕組が地域の発展につながるかを考える「戦略」が必要なのです。さらに、私たちはこの地域に住み暮らす人の郷土を愛する気持ちを一つにし、地域住民の行動を一つにつなげたまちづくりを行う必要があります。
 これからの私たちに必要なのは、この地域特有の豊かな資源を活かした、定住人口を増加させるための地域戦略であり、青年の柔軟な発想と行動力を活かした運動が、地域の人たちの意識変革となり、この地域と共に行っていくまちづくりこそが更なる発展につながると私は確信いたします。

<次代につなげる創立30周年>

 1949年、「明るい豊かな社会」の実現を理想として始まった日本の青年会議所(JC)の運動は、その志を全国各地へ次々と伝播していき、霧島青年会議所(旧国分青年会議所)は1988年8月28日に全国で751番目に誕生いたしました。
 本年、霧島JCは創立30周年という節目の年を迎えます。これだけ長きに渡り活動を続けてこられたのも、先輩方の地域を愛する熱い想いから始まり、その想いを本年までつなげてきたからです。また、この地域の未来のために行ってきた活動・運動は、行政や諸団体、この地域の人たちの協力の上に成り立ち、私たちも多くを学び、成長できたことに感謝をしなければなりません。
 創立30周年を迎えるにあたり、私たちは、この霧島JCの歴史を熱き情熱と行動力で築き上げてきた先人たちに敬意と感謝を表し、創立時の想い、そして私たちの担いを次代に受け継がなければなりません。この想いを込めた創立30周年を記念した式典を開催し、霧島JCメンバーのみならず、行政機関、他団体、地域住民の方々と共に、このまちの発展のことを真剣に考え、行動していくことのできる機会を構築いたします。そして、私たちはこれからの霧島JCのあり方を示し、この地域を牽引する存在として次代へつなげる新たな一歩を踏み出して参ります。

<強い発信となるブロック大会>

 本年度は、霧島JC主管によるブロック大会がこの地において開催されます。ブロック大会は鹿児島ブロック協議会における運動を最大限に発信する場であり、この大会を通じて地域住民の郷土愛を深め、この地域にまちづくりの活力をもたらします。そして、ここに住み暮らす人と共に地域の発展について考えることで意識変革の契機となります。さらに、霧島JCメンバーにとっても地域住民との交流を活かし、見識を深めることにより意識昂揚の機会となります。私たちはブロック大会が生み出す様々な効果を最大限に活用することで、この地域の未来をブロック協議会と共に指し示して参ります。
 霧島JCがブロック大会において積極的に関わっていくために、会員一人ひとりが自ら一歩を踏み出さなければなりません。会員一人ひとりが出向することにより、この一歩を踏み出すための機会を創出いたします。霧島JCメンバーにとって、成長するために行動するという向上心と、互いを想い、支え合うという友情が重なり合うことで大きな成長につながると考えます。そして、ブロック大会で様々な同志とつながった「心」、この心がこの先もつながっていくことで霧島JCメンバーにとって貴重な財産となることを切に願います。

<最後に>

 私は、JCに入会し今までを振り返ってみて、JCと知り合い、仲間と共に活動ができていることに感謝しています。偶然知り合ったJCとの出会い、この出会いが私の人生を大きく左右するとはその時は全く思ってもいませんでした。JCは多くの機会を与えてくれますが40歳までと時間が限られています。だからこそ自分から積極的に行動を起こし、そして、多くの仲間と巡り合いましょう。自ら行動することで、自ら一歩踏み出すことで、それが大きな財産となって返ってくるのがJCの魅力ではないでしょうか。

実力の差は努力の差
実績の差は責任感の差
人格の差は苦労の差
判断力の差は情報の差

真剣だと知恵が出る
中途半端だと愚痴が出る
いい加減だと言い訳ばかり

本気でするから大抵のことができる
本気でするから何でも面白い
本気でしているから誰かが助けてくれる

正範語録からの言葉です。
有名な言葉ですが、今回、JCのことを想い改めて触れたときに、より深く自分の中に入ってきました。せっかく得たJCとの出会い、一人ひとりがこの出会いを大きな財産とするために本気で活動しましょう。そして、霧島JCが今在るのは多くのつながりから成り立っていることに感謝し、それぞれの成長、霧島JCの更なる発展、そして地域の発展を願う想いを紡ぎ合わせ、共に力を合わせ協力し合う「戮力協心」の精神をもって行動することで未来へと続く道を私たちが創っていきましょう。

「基本方針」

1.一丸となった会員拡大
2.力を合わせる組織づくり
3.未来に輝ける青少年の育成
4.想いを一つにしたまちづくり
5.次代につなげる創立30周年
6.強い発信となるブロック大会